習慣化の大切さ / by Takeshi Matsumoto

2021年、明けましたおめでとうございます!

みなさま、年末年始はいかがお過ごしでしょうか?

イギリスは、年明けから5万人を超えるコロナの感染者で新学期が迎えられるかどうか懸念の声が上がっています。EU離脱も沢山の課題を残しながら、新年の明るく爽やかな気分を維持するのがなかなか難しい空気が流れております。

2020年の3月までの生活はパフォーマンスや教えの仕事で移動が当たり前、イギリス国内から海外まで機会をいただければ、そこへ向かうというスタイルだったので、不規則なリズムでした。

パンデミックが始まってから移動が一切なくなり、一箇所にずっと居座る事で何かの習慣化や規則性の必要性、大切さが似たような繰り返しの毎日に意識の中に表れるようになっていきました。それまでの移動の激しい生活の中でも習慣はあったはずですが、それが見えてなかった事実に気がつきました。

振り返ってみると、移動を含めて何かをやっていると、何かを得ているという気分が持てます。そうすると少しずつでも何処かに向かっている感覚や前進しているというような錯覚に陥ります。

ロックダウンの始まりと共に、何かをやるという時間が変わりました。移動も無くなりました。それと同時に空白が生まれて、少しネガティブになると止まっているはダメなんだという感覚や何か損している感覚が生まれます。自分はこんなことをやっていていいのだろうかという疑心も生まれます。それが行き過ぎると、自分の存在価値を見失ったり、自己嫌悪に陥ってしまうのだと思われます。

そこで実践したのが、自分に良いんだよって許可を与えてあげること。

何もしていなくてダラダラとした時間が少し続くと、悪い考えの黒雲が湧いてきます。

そこですかさず、良いんだよ、何も失わないよ。っと自分に言い聞かせてあげる。

その習慣化によってロックダウン中の空白は徐々に自己肯定感に満たされていきました。

もちろん、フィジカルに、目に見えること、やることの習慣化も沢山できました。

近くの森に歩きにいくこと。週に4回は公園で朝ヨガをやること。ミシンをいじること。

その習慣化はリズムを作り時には課題となって活力を与えてくれます。

それと同じくらいに大切なのが、ポジティブな考えや心の習慣化だと思います。

自分の心が満たされている時間を発見すること。

微笑ましい瞬間を見つけること。

楽しい!気持ちいい!をやること。

自分にご褒美を与えてあげること。

相手の良い部分を見つけること。

それを伝えること。

伝えるときに相手をふれてあげること。

挙げたらキリがありませんが、その習慣化が日常になって、そして人格を作り上げていくと信じます。どんな人になりたいか、は自分で作り上げられるものだとも思っています。

2021年はどんなことを習慣化していきたいですか?

今年もよろしくお願いいたします。