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水瓶座の時代の幕開け by Takeshi Matsumoto

2020年の12月21日は冬至でさらに木星と土星が重なる20年に一度のグレートコンジャンクションと言われています。

 

 今日を境に今まで地の時代だったところから風の時代に移動していくようで、人や社会の価値観、生き方がこれからどんどんと変わっていくと考えられています。

 例えば、今までは家を持つこと、貯金をすることなどが当たり前のように社会のルールになっていましたが、これからは情報であったり、目に見えないものであったり、人とのつながりというものに価値が置かれていくようです。確かに、2020年はコロナが発生し、人と実際に会えなくなりました。

 

 僕の住んでいるイギリスもロックダウンが二回もあり、今週の情勢を見てみれば、きっと三回目のロックダウンは免れないだろうと思われます。対面での人との出会いは出来なくなりましたが、その分ズームを通しての出会いや、今までにない形で世界と繋がれるようになりました。

 今月初めには毎冬お世話になっているタイにある虹の学校のパフォーマンスをズーム上で行うイベントを行い、オーストラリア、ベルギー、ブータン、タイ、日本、そしてイギリスの各国から観客が集まって、子供たちの表現する姿を鑑賞できました。飛行機に乗らなくても、国をまたがなくても交流ができること素晴らしさ、人類は本当に生活を改善してきたと思います。

 仕事の部分でもそうですが、個人のレベルでも風の時代の影響があるそうで、今までの自分の古い考え方やパターンをどんどんと変えていかないと、それこそついていけなくなる。新しい考え方や意見やものの見方をすぐに取り入れて、見直していくべき姿が求められているんではないかと思います。

 前はこうだったのに、とか、そういう前例はないからとこだわり過ぎていると、あっという間に置いていかれてしまう。ある意味メンタルの鍛錬のような気がします。2020年はその準備のような年で、今まではありえないようなルールにすぐに従わなくてはならないことが多くありました。急激な変更やキャンセルが続きましたが、それに免疫をつけてもらって、動じなくなった自分がいて、次はどんなことが起こるのだろうと、むしろ楽しんでいきたいと思います。

 軽さ、気軽さ、足の軽さ、素直さ、気持ちの切り替え、相手の気持ちにすっと寄り添えること、言わなきゃいけない事をタイミングよく言うこと、考えや味方のシフトなど、風のように迅速に対応していく場面が増えていきそうです。

 それでは一番長い夜をお楽しみください。